母のこと、その1

母は、愛知県で生まれ育った。
戦後の混乱の中、三人姉妹の真ん中として。

一番上のお姉さん(アオの伯母さんね)はお母さん(アオのばあちゃんね)の田舎に預けられてたから、
アオの母さんが実質的には長女みたいにして育った。

お父さん(アオのじいちゃんね)は戦争で身体を壊して帰ってきたから、働けなかった。
だからお母さん(アオのばあちゃん)が一人で働いて、アオの母さんたち姉妹を育ててたんだって。

当然、学費どころじゃない。
それでも勉強をしたかった母さんは中学卒業後に就職をして、定時制高校に通った。
そして奨学金を借りて大学にも進学した。
あの時代で考えたら、すごいことだと思う。

それから大学で同級生だった、父さんと、卒業後まもなくして結婚した。

そうして、アオが生まれる。

努力家の母さんは自分の努力と意思で自分の道を切り開いてきた。
けど。
赤ちゃんのアオは、意思が通じない。
「早く言葉が通じるようになれって毎日思ってた」
って言ってた。
それに。
赤ちゃんのアオは、母さんの努力だけでは言うことを聞いてくれない。

高度成長期の時代、サラリーマンだった父さんもご多分に漏れず、仕事人間だった。
休みの日に接待ゴルフこそなかったけど、その代わりに休みは自分の好きなように過ごしていた。

母さん、地元じゃないから友達もいないし、母親同士の交流とかも苦手な人だったから…

友達もいない
赤ちゃんは言葉が通じないしアトピーでぐずる
話を聞いてくれるダンナもいない

そんな状況、それがその後にどうつながっていくのか。
なんか、想像がつくでしょ?

続きはまた明日。
ゆるりとお付き合いくださいな。

続く。

テーマ : 伝えたいこと・残しておきたいこと - ジャンル : 日記

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